Backup Exec

継続的なデータ保護

CPS は、ネットワーク (LAN または WAN) 上のファイルをバックアップし、それらを待機時間なしでただちに保護サーバーに書き込みます。CPS によって保護されるサーバーでは増分バックアップや差分バックアップが不要です。この機能により、組織の情報を保護しながら、高い生産性を維持します。

バイトレベルの保護

変更されたデータのみが取得されて保護されます。このきめ細かい (バイトレベルの) 保護により、ネットワークを移動するデータの量が減少し、処理効率が向上します。

Backup Exec Retrieve

Backup Exec Retrieve を使用すると、ワークステーションユーザーは CPS を使用してバックアップしたファイルを、システム管理者の支援なしで検索して取得できます。ワークステーションでこの機能を使用するには Web ブラウザのみが必要であるため、ユーザーのワークステーションに Continuous Protection Server ソフトウェアをインストールする必要はありません。

完全なシステムのリストア

システムファイルを含むサーバー全体をバックアップできます。ウイルスの攻撃などによりシステム全体の障害が発生した場合に、ビジネスサーバー (ソース) を以前の状態に迅速にリストアできます。

同時バックアップ

マルチストリーミングを可能にします。これにより、複数のファイルサーバーを 1 つの保護サーバーに同時に継続的にバックアップできます。

管理コンソール

ユーザーは、管理コンソールを使用してバックアップ先の定義、ジョブのカスタマイズ、状態の表示および発生した問題の調査を行うことができます。

特定の時点のスナップショット

CPS は、ボリュームシャドウコピーサービス (VSS) のスナップショットを使用してファイルのバージョン管理を行います。これにより、ユーザーまたは管理者は以前のバージョンのドキュメントをリカバリできます。スナップショットの設定は、管理者によるスナップショットの管理および保持の柔軟性を高めます。

Symantec Backup Exec への SmartLink

既存の Symantec Backup Exec ユーザーは、一部の CPS アクティビティを Backup Exec 管理コンソールの内部に表示できます。たとえば、CPS バックアップジョブのログを表示できます。Backup Exec を使用して、ディスクベースのバックアップを長期保存用のテープに移動することもできます。

柔軟なバックアップオプション

必要なデータのみをバックアップします。リカバリする必要がある情報のみをバックアップすることにより、システムリソースを節約します。

カスタマイズされたバックアップスケジュール

ファイルをオンデマンドでバックアップするか、周期バックアップや継続バックアップをスケジュールして自動的に実行します。

帯域幅の調整

管理者は、継続的なデータ保護ジョブに最大限の帯域幅が使用されるように、帯域幅を設定することができます。

オープンファイルの保護

Continuous Protection Server は、継続バックアップの実行時にオープンファイルを保護します。

カスタマイズされた保持期間プロパティ

保持期間プロパティによって、ディスクに対する日次、週次および月次バックアップを継続する期間を定義します。

ジョブの自動再開

切断された接続が復元されると、管理者の介入なしで、継続バックアップジョブが自動的に再開されます。

プッシュインストール

Continuous Protection Agent は、中央のコンソールからリモートサーバーにプッシュインストールできます。継続バックアップが適用または実行されている職場や場所に、IT リソースがなくてもかまいません。

検出

直感的な検索機能により、ユーザーはファイル名、修正日、ファイルの種類またはファイルサイズによってファイルを見つけることができます。

拡張可能な保護

現在のネットワーク内のソースからだけでなく、バックアップグループに新たに追加されたサーバーからも情報をバックアップできます。

システム状態のバックアップ

Continuous Protection Server は、システム状態に関する情報を取得し、サーバー設定情報のリカバリのための時間を短縮し、作業を軽減します。

Symantec LiveUpdate

Symantec LiveUpdate を使用して、製品を定期的に更新します。

64 ビットネーティブサポート

ビジネスサーバーおよび保護サーバーで 64 ビットのネーティブプロセッサをサポートします。

IPv6 のサポート

インターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) をサポートします。

設定ユーティリティ

ユーザー設定可能なレジストリ設定を管理できる設定ユーティリティが含まれています。

Exchange の継続バックアップ

Backup Exec を使用した Microsoft Exchange Server の継続バックアップをサポートします。