設定ユーティリティのチューニングパラメータについて

表: 設定ユーティリティのチューニングパラメータ に、設定ユーティリティで利用できるチューニングパラメータを示します。

表: 設定ユーティリティのチューニングパラメータ

パラメータ名

説明

AlertGroomFrequency

グルーミングサイクルを実行して失効したアラートをシステムから削除する頻度を指定します。アラートが失効するまでにシステム上に保存される日数は、「DaysToKeepAlertItems」キーで設定します。

デフォルト値は、86400 秒 (24 時間ごと) です。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

AlwaysDoRegionAnalysis

CPS でファイルサイズに関係なく領域分析を使用するには、この文字列値を 1 に設定します (デフォルトは 0)。

この値を変更した場合、サーバー上で Continuous Protection Agent サービスを再起動する必要があります。

BroadcastAddress

すべての検出トラフィックが送信される IPv6 マルチキャストアドレスを指定します。

デフォルト値は ff02:0:0:0:0:0:0:1 です。これは、ローカルリンクのすべてのノードを示します。

この値を変更した場合、ENL サービスおよび依存サービス (CMS、CPA、Broker Service、Continuous Protection System State Manager Service など) を再起動する必要があります。

BroadcastHops

IPv6 検出ブロードキャストのルーターホップの最大数を指定します。

デフォルト値は 1 です。

この値を変更した場合、ENL サービスおよび依存サービス (CMS、CPA、Broker Service、Continuous Protection System State Manager Service など) を再起動する必要があります。

ConnectionPooling

ODBC 接続プールを有効にします。

デフォルト値は 0 です。1 に設定すると、接続プールが有効になります。

この値を変更した場合、サーバー上で CPS Database Service を再起動する必要があります。

DaysToKeepAlertItems

アラート項目がサーバー上に保持される日数です。

デフォルト値は 30 です。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

DaysToKeepDeletedSnapshots

削除されたスナップショットエントリがサーバー上に保持される日数を指定します。

デフォルト値は 30 (日) です。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

DelayDirChangeNotifications

このパラメータを 1 に設定すると、CPS フィルタドライバによってディレクトリ変更通知の完了が遅延しなくなります。この設定が必要とされるのは、CPS がインストールされているサーバー上で Windows の「Services for Macintosh」(SFM) が実行されている場合のみです。使用頻度が高い条件下では、この設定を行わない場合、SFM が失敗する可能性があります。ただし、設定を行った場合は SFM に関する既知の問題はありません。

デフォルト値は 1 です。システム上で Microsoft Services for Macintosh が実行されている場合にのみ、値を 0 に設定します。

このように設定して SFM の実行を可能にすると、Windows の「Simple Mail Transport Protocol」(SMTP) サービスに問題が発生します。このように設定すると、ピックアップフォルダ内の新しいメール項目が SMTP によってピックアップ (新着通知) されなくなります。CPS がインストールされている同一のシステム上で SMTP と SFM の両方を動作させることはできません。どちらの Windows サービスを実行するかを選択する必要があります。

この値を変更した場合、サーバーを再起動する必要があります。

DoEventLog

この値を 1 に設定すると、CPS コンポーネントの特定の内部エラーによって Windows アプリケーションのイベントログにエントリが書き込まれます。0 に設定すると、イベントログのエントリは書き込まれません。

デフォルト値は 1 です。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

EnableDebugConsole

デフォルト値は 0 です。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

EnableLogFile

トレースログを有効にします。

診断トレースログを有効にするにはデフォルト値の 1 を使用し、無効にするには 0 に設定します。

この値を変更した場合、システムまたはサービスを再起動する必要はありません。

EnableTimestamp

この値を 1 に設定すると、CPS コンポーネントによって記録される診断トレースログの各行にタイムスタンプが印刷されます。

デフォルト値は 1 です

設定ユーティリティのチューニングパラメータについて