Backup Exec

帯域幅の調整および QoS (Quality of Service)

QoS (Quality of Service) をネットワークスイッチおよびルータとともに使用して、帯域幅を調整することができます。QoS は、TCP/IP ポート 20481 で実行する必要があります。

集中的な I/O 処理中にメモリがなくなる場合がある

I/O 処理が集中すると、「メモリが不足する」という状態が続く場合があります。

この状態では、システムはユーザーの入力に応答しないため、修正する必要があります。

この問題について詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/277876.htm

大規模なデータベースファイルを継続的にバックアップするとファイルシステムの I/O デッドロックが発生する

この問題について詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/277871.htm

ユーティリティパーティション

CPS はユーティリティパーティションを認識しません。

CPS の SNMP サポートの無効化

CPS がインストールされたコンピュータに Windows SNMP サービスをインストールすると、CPS の SNMP サポートが自動的にインストールされます。

CPS で SNMP サポートを無効にする方法について詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/277856.htm

複数のペアが同一の 2 つのコンピュータ間で動作するよう設定されている

CPS によって、すべてのペアのデータ転送速度が最も制限のゆるい状態に調整されます。たとえば、あるバックアップジョブが、帯域幅が T1 回線の 20 % に制限された状態で 2 つのノード間で動作し、別のジョブが、帯域幅が T1 回線の 50 % に制限された状態でこれと同じ 2 つのコンピュータ間で動作するよう設定されている場合、両方のジョブは合わせて T1 回線の 50 % の速度で動作します。すなわち、各ジョブがそれぞれ 50% の速度で動作するのではなく、2 つのジョブが組み合わされて速度が調整されます。

CPS データベースボリュームの空き容量がなくなってしまった

CPS データベースボリュームの空き容量がなくなってしまった場合、Sybase Adaptive Server Anywhere 9 サーバーによりアサーションが行われ、コンピュータ上の CPS サービスが再起動するまですべての新しい接続が拒否されることがあります。

CPS データベースのバックアップとリストア

データベースのバックアップとリストア機能は、ボリュームシャドウコピーサービス (VSS) の Writer Technology に基づいています。次のユーティリティは、設定データベースバックアップに対して Backup Exec を VSS 機能とともに使用する代わりに、またはユーザーが手動でバックアップおよび検証を実行する場合に使用できます。

cpsDBBackup を使用して、CMS または CPA データベースの有効性が確認されたバックアップイメージを作成します。

cpsDBValidate を使用して、CMS または CPA データベースの有効性を確認し、修復することができます。破損したインデックスに限り修復することができます。リストア作業は手動操作で行います。

CPS データベースの保守ユーティリティについて詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/277860.htm