統合ログオンとデータベースのバックアップの問題

統合ログオンが有効になる前に作成されたバックアップイメージから CMS データベースまたは CPA データベースをリストアしようとすると、該当するサービスを起動できません。これは、リストアされたイメージは統合ログオン用に設定されておらず、現在の ODBC データソースは統合ログオン用に設定されているためです。この問題を解決するには、標準ログオン用に ODBC データソースを再設定する必要があります。

統合ログオン設定前のデータベースをリストアした後にリカバリする方法

  1. ODBC データソースアドミニストレータ (odbcad32) を実行します。

  2. [システム DSN]タブをクリックします。

  3. CPA DSN を選択して、[構成]をクリックします。

  4. [Login]タブをクリックします。

  5. [Supply user ID and password]を選択し、[OK]をクリックします。

  6. CMS DSN が存在する場合、CMS DSN に対して手順 1 から 5 を繰り返します。

  7. ODBC データソースアドミニストレータを終了します。

    これで、CMS サービスまたは CPS サービスを実行できます。

    サービスを統合ログオン用に再設定する必要があります。

  8. 統合ログオンを再度有効にするには、SetIntegratedLogin ユーティリティを実行します。たとえば、SetIntegratedLogin Watchword のように入力します。

    これで、サービスが統合ログオンモードで実行されます。

統合ログオンとデータベースのバックアップの問題