既存の CPS の CMS サーバーまたは CPA サーバーで統合ログオンが使用されるように設定できます。
統合ログオンモードでは、CMS サーバーおよび CPA サーバーは、それぞれのデータベースへの接続時にデータベースクレデンシャルを提供しなくなります。これは、サービスを実行しているアカウントに対してアクセスが許可されるためです。これによって、使用環境のセキュリティレベルが向上します。
セキュリティ保護されていないモードでインストールされているシステム上で統合ログオンを有効にすることはできません。CMS サービスまたは CPA サービスのログオンアカウントまたは別のユーザーとして実行アカウントは、ローカルシステムやローカルシステムアカウントではなく、ドメインアカウントに設定する必要があります。
SetIntegratedLogin ユーティリティを実行することによって、すべての CMS サーバーおよび CPA サーバーで統合ログオンを有効にすることができます。この操作は、一度に 1 台ずつ、各サーバーに対して実行する必要があります。CMS/CPA 統合サーバーで統合ログオンを有効にする場合、両方のサービスに対して統合ログオンが同時に有効になります。統合ログオンを有効にするには、影響を受ける CPS サービスを再起動する必要があります。
統合ログオンを有効にした後、再度 SetIntegratedLogin ユーティリティを使用して、標準のログオンに戻すことができます。これによって、サーバーは、インストール後と同じ設定で実行されます。統合ログオンが有効になっている CMS サービスまたは CPA サービスのログオンアカウント名が変更された場合には、この操作が必要です。
SetIntegratedLogin ユーティリティは、CPS ユーティリティのコマンドラインプロンプトから実行します。