インストールおよびアップグレードの問題

表: CPS のインストールの問題 に CPS のインストールの問題を示します。

表: CPS のインストールの問題

問題

説明

ワークグループおよびドメイン

ワークグループおよびドメイン間で、Continuous Management Service および Continuous Protection Agent のホストとして機能しているサーバーの混在はサポートされていません。混在しないことをお勧めします。

アンチスパイウェアソフトウェア

CPS をインストールする前に、アンチスパイウェアソフトウェアを無効にする必要があります。CPS のインストール権限を指定するプロンプトで、[はい]をクリックします。これは、特に Continuous Protection Agent がプッシュインストールされるコンピュータで問題になります。このようなコンピュータのユーザーは、インストールされる内容をインターネットからのスパイウェアだと誤解し、ブロックオプションを選択する傾向があるためです。

ドメイン間の信頼関係の上でのプッシュインストール

インストール元とインストール先のコンピュータ間にドメイン相互の信頼関係がある場合は、インストール元のコンピュータから実行しているアカウントが、プッシュインストール先のコンピュータのローカルの管理者 (Administrator) グループに存在している必要があります。

CPS インストール後の NIC の失敗

CPS のインストール後に NIC に障害が発生した場合は、CPS が適切に動作するように、新しい NIC のレジストリキーを更新する必要があります。

アジア言語の文字を含むパス名

日本語、中国語、韓国語などのアジア言語の文字を含むパス名のディレクトリに CPS をインストールした場合、CPS は起動できません。この問題を回避するためには、CPS をデフォルトディレクトリにインストールするか、パス名に英数字 (a-z、A-Z、0-9) のみを含むディレクトリを選択し、ネットグループ名およびマスターサーバー名が英数字のみで構成されるようにします。

ネットワーク負荷分散サービスを起動できない

Windows Server 2003 を実行するコンピュータに Continuous Protection Server をインストールした後、ネットワーク負荷分散サービスを起動できないことを通知するエラーメッセージが表示される場合があります。Microsoft 社は、その原因を「現在ネットワーク負荷分散 (NLB) がインストールされていない場合でも、いくつかの NLB レジストリキーがレジストリに存在することがあります。」と説明しています。Microsoft のナレッジベース 268437 では、これを Windows 2000 Advanced Server の問題としていますが、修正プログラムは Windows Server 2003 でも利用することができます。

Windows Server 2003 でのネットワーク負荷の分散方法について詳しくは次の URL を参照してください。

www.microsoft.com/​technet/​prodtechnol/​windows2000serv/​support/​nlbcontb.mspx

表: CPS のアンインストールの問題 に CPS のアンインストールの問題を示します。

表: CPS のアンインストールの問題

問題

説明

アンインストールおよび再インストールによるジョブ履歴およびペアログの消失

CPS をアンインストールおよび再インストールする場合、ジョブログおよびペアログの情報は保存されません。

この問題について詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/278649.htm

インストールおよびアップグレードの問題