Continuous Protection Server 2010 へのアップグレード

Continuous Protection Server (CPS) インストーラを使用して、CPS 12 および CPS 12.5 を CPS 2010 にアップグレードします。

CPS 製品の一部のみをアップグレードするか、または CPS 2010 を CPS 12.5 または CPS 12 と同時に実行することができます。

ローリングアップグレードを実行できます。ローリングアップグレードを実行すると、バックアップグループ内のサーバーを一度にアップグレードできます。アップグレード処理中は、バックアップグループ内のサーバーが使用する Backup Exec のバージョンに関係なく、バックアップグループ内のすべてのサーバーを保護できます。

保護サーバーに CPS 2010 をインストールした後は、その保護サーバーの管理コンソールを使用して、Continuous Protection Agent およびコンソールを他のリモートビジネスサーバーに対してインストールまたは更新できます。

メモ:

CPS データベースをアップグレードすると、すべてのジョブスケジュールが無効になり、Continuous Management Service がスケジュール済みジョブを開始しようとする前に Continuous Protection Agent をアップグレードすることができます。Continuous Protection Agent をアップグレード後すぐに、ジョブスケジュールをコンソールから再び有効にする必要があります。

Continuous Protection Server 2010 にアップグレードする方法

  1. アップグレードを実行する前に、実行中の他のプログラムをすべて閉じます。

  2. Continuous Protection Server インストールメディアをドライブに挿入します。

    自動再生が無効になっている場合は、インストールメディアを検索し、 browser.exe をダブルクリックします。

    以前のバージョンの Continuous Protection Server (バージョン 11.x または 10.x) が検出された場合は、以前のバージョンを手動でアンインストールしてから Continuous Protection Server 2010 をインストールする必要があることを通知するメッセージが表示されます。

  3. [更新]をクリックして続行します。

  4. Continuous Protection Agent をアップグレードしている場合にメッセージが表示されたら、CPS 用のライセンスキーを入力し、[次へ]をクリックして処理を続行します。

    インストールウィザードは、サーバーにインストール済みの以前のコンポーネントを検出し、それらのコンポーネントを Continuous Protection Server 2010 にアップグレードします。

Continuous Protection Server 2010 へのアップグレード