ファイアウォールのサポート

Continuous Protection Server をサポートするには、次のポートを通過させるようにファイアウォールを設定する必要があります。CPS では、ファイアウォールの例外リストが自動的に作成されます。

1 つのコンピュータでデフォルトのポート設定のいずれかを変更した場合は、Continuous Protection Server バックアップグループ内のすべてのコンピュータでその設定を変更する必要があります。

警告:

レジストリキーを正しく編集しないと、システムに重大な損傷を与える場合があります。レジストリを変更する前に、コンピュータ上の貴重なデータをバックアップしてください。

表: Continuous Protection Server 用のデフォルトのポート設定 に、Continuous Protection Server 用のデフォルトのポート設定を示します。

表: Continuous Protection Server 用のデフォルトのポート設定

サービス名

デフォルトのポート番号

ポートの種類

編集可能なレジストリキー

Network Helper サービス (ENL)

1804

UDP

HKLM\Software\Symantec\ENL\Network.TCPIP

CPA データ

20481

TCP

HKLM\Software\Symantec\Backup Exec CPS\Parameters\Communications\FFXport

CPA RPC

20483

TCP

HKLM\Software\Symantec\Backup Exec CPS\Parameters\RPC Interface\RxRsaStaticPort

CMS RPC

20485

TCP

HKLM\Software\Symantec\Backup Exec CPS\Parameters\RPC Interface\RxRmsStaticPort

また、Continuous Protection Server サービスマネージャ、プッシュインストールおよび設定ユーティリティでは、Windows ファイル共有 (NetBIOS または SMB) ポートが使用されます。これらのサービスを機能させるには、ポートを設定する必要があります。

表: インターネットへの開放を避ける必要があるポート に、インターネットへの開放を避ける必要があるポートを示します。

表: インターネットへの開放を避ける必要があるポート

サービス名

デフォルトのポート番号

ポートの種類

編集可能なレジストリキー

Windows

(SMB)

445

TCP

該当なし

Windows

(NetBIOS over TCP/IP)

137

138

139

UDP

UDP

TCP

該当なし

Continuous Protection Server では、ローカルサーバー上の次のポートも使用されます。

  • 2638

  • 9000-9003

  • 10000

  • 13730

  • 14300

  • 20487

これらのポートはローカルサーバーのみで使用されるため、ファイアウォールを通して開放する必要はありません。

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