一部の CPS サービスは、その CPS システムのサービス用に設定されたユーザーアカウントのコンテキストに基づいて動作します。CPS のアカウントを指定するには、使用する CPS サービスに対して管理者 (Administrator) アカウントの名前およびパスワードを入力します。
アカウントのパスワードが無効になった場合、サービスは起動しません。また、無効なパスワードで一定の回数以上サービスを起動しようとすると、ユーザーが自分のアカウントを使用できなくなる可能性があります。
CPS サービスのホストとして機能しているコンピュータがドメイン内に存在する場合は、ドメインユーザーのアカウントを指定します。CPS インストーラによって、ローカルの管理者 (Administrator) グループにアカウントが追加されます。
このコンピュータがワークグループ内に存在する場合は、管理者 (Administrator) アカウント、またはコンピュータの管理者 (Administrator) グループに属する同等のアカウントを入力します。
Windows Server 2003 を実行しているコンピュータでは、空のパスワードのサービスアカウントを使用して CPS をインストールすることはできません。空のパスワードを指定した場合は、エラーメッセージが表示されます。Windows に空のパスワードを許可するよう設定することはできます。
使用するアカウントは、バックアップグループの各ノードで有効である必要があります。このアカウントには、ドメイン相互の信頼関係を確立する必要があります。
プッシュインストール元とインストール先のコンピュータ間にドメイン相互の信頼関係がある場合は、インストール元のコンピュータから実行しているアカウントが、プッシュインストール先のコンピュータのローカルの管理者 (Administrator) グループに存在している必要があります。
ワークグループ環境で動作している場合、そのバックアップに含まれるすべてのノードが、セキュリティ保護されていないモードで実行されている必要があります。(プリジョブスクリプトおよびポストジョブスクリプトは、サービスアカウントで実行できますが、追加の権限が必要な場合があります。)