次の表は Backup Exec Retrieve をインストール、設定、使用するための一般的な使用例のシナリオを記述したものです。管理者とエンドユーザー用の情報を含んでいます。
エンドユーザーはドメインクレデンシャルでログオンします。システムはアクセスを制限して、最初からアクセス権限を所有していたファイルのみを取得できるようにします。たとえば、ファイルサーバーが保護されている場合、ユーザーは通常、共有フォルダ内にあるファイルのみにアクセスできます。Backup Exec Retrieve は Exchange の電子メールの取り込みも許可します。このような場合、メールボックスの権限とメールボックスのフォルダの権限がアクセスを制御します。
表: Backup Exec Retrieve の動作
処理順序 |
役割 |
タスクまたはプロセス |
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1 |
管理者 |
オプション – Backup Exec メディアサーバーに Backup Exec と Backup Exec Archiving Option をインストールします。 |
2 |
管理者 |
Backup Exec Retrieve を Web サーバーまたは Web サーバーにある Backup Exec メディアサーバーにインストールします。 |
3 |
管理者 |
エンドユーザーによる検索に含めることができる次のいずれかの Indexer の場所で Backup Exec Retrieve を設定します:
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4 |
管理者 |
自身のファイルと電子メールを検索できるように次の Backup Exec Retrieve Web アドレスをエンドユーザーに通知します。 https://<Backup Exec Retrieve Web server name>/BERetrieve エンドユーザーに次の情報を提供する必要もあります:
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5 |
エンドユーザー |
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6 |
エンドユーザー |
ファイルまたは電子メールの最新のアクティビティを検索、参照、または表示するように選択します。 |
7 |
エンドユーザー |
照会を提出します。Backup Exec Retrieve は、エンドユーザーが特定のページに移動できる結果を表示します。ユーザーは情報にドリルダウンするために関連のリンクをクリックできます。 |
8 |
エンドユーザー |
選択したファイルか電子メールを取得し、自分のコンピュータか他の場所にローカルで保存します。 |