Active Directory システムへのシステム状態のリストア

システム状態を Active Directory システムにリストアすることができます。

システム状態を Active Directory システムにリストアする前に、ディレクトリサービス復元モード (DSRM) パスワードを作成する必要があります。DSRM パスワードについて詳しくは Microsoft 社の Web サイトのサポート技術情報「Windows Server 2003 でディレクトリサービス復元モードの管理者アカウントのパスワードを再設定する方法」を参照してください。

システム状態が最初にバックアップされたサーバー以外のサーバーにシステム状態をリストアすることはお勧めしません。システム状態のリストア先を他のサーバーに変更すると、予測不可能な結果が生じます。

Continuous Protection Server のシステム状態のリストア方法について詳しくは次の URL を参照してください。

http://seer.entsupport.symantec.com/docs/278977.htm

Active Directory システムにシステム状態をリストアする方法

  1. ナビゲーションバーの[リストア]をクリックします。

  2. 選択ペインで[システム状態]を選択します。

  3. タスクペインの[リストアタスク]の下にある[ファイルのリストア]をクリックします。

  4. 必要なオプションを指定します。


    リストアジョブ名

    リストアジョブの略称。

    たとえば、「WCSRCSystem」のように入力します。

    説明

    リストアジョブの完全な名前または簡単な説明。

    たとえば、「West Coast Source Server System State」のように入力します。

    リストア先

    システム状態は、常に元の場所にリストアされます。

  5. [OK]をクリックします。

  6. [OK]をクリックして確認メッセージを消去します。コンピュータが DSRM モードで再起動されます。

  7. DSRM パスワードを使用してログオンします。

  8. デスクトップ上にある symantec dsrm system state restore.bat ファイルをダブルクリックします。コマンドウィンドウで進行状況を監視することができます。

    システム状態のリストアが完了すると、サーバーは自動的に通常モードで再起動されます。

Active Directory システムへのシステム状態のリストア