Continuous Protection Server では、さまざまなバックアップジョブを作成してデータを保護できます。業務要件の変更に合わせて、バックアップジョブの追加や削除、既存のバックアップジョブの新規プロパティの設定などを行うことができます。
CPS バックアップジョブを作成した後で、次のように追加機能を定義することによってジョブに変更を加えることができます。
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バックアップルールの例外を定義できます。たとえば、マーケティング企画書フォルダ内の一時ファイル以外のすべてのファイルをバックアップする場合、一時ファイルを例外として定義します。
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ドライバをフィルタ処理して、ファイル内の変更されたバイトを取得し、バックアップ先にコピーすることができます。バックアップ先のスナップショットが一定の間隔で作成されます。各スナップショットは、特に指定がない場合は 24 時間保存されます。
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バックアップジョブの開始前または完了後にスクリプトを実行できます。バックアップジョブの開始前に実行するプリスクリプトまたはバックアップジョブの完了後に実行するポストスクリプトを定義する場合、詳細設定を利用できます。たとえば、バックアップジョブの開始前に、データベースのクローズやフォルダのウイルススキャンを実行できます。
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帯域幅を制限して、ジョブによるリソースの使用を低減できます。帯域幅制限の設定には、詳細設定オプションが用意されています。