バックアップジョブの情報のインクルードおよびエクスクルード
バックアップ選択項目は、どのデータをバックアップするかを定義します。選択に対する例外は、選択項目内の情報をインクルード (含める) およびエクスクルード (除外) することで定義します。たとえば、バックアップするフォルダとして、マーケティング企画書フォルダを選択するとします。さらに、リソースを節約するために、一時ファイルを除外することにします。
メモ:
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ファイルまたはディレクトリが明示的にエクスクルードされている場合、バックアップ先から削除されます。ファイルまたはディレクトリが選択されていない場合は、削除されません。
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個々のバックアップの選択には、インクルードフィルタおよびエクスクルードフィルタを任意に組み合わせて追加できます。これにより、任意のパターンの組み合わせに一致する名前を持つファイルのみを選択してバックアップできます。
たとえば、tmp ファイルはすべてバックアップから除外するが、例外としてファイル名に Q 文字または X 文字を含むファイルのみをバックアップする場合は、次のようなフィルタのリストを指定します。
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インクルード *Q*.tmp
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インクルード *X*.tmp
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エクスクルード *.tmp
正しい順番でパラメータを指定してください。パラメータはリストの上から下へ順番に適用されます。ファイル名に一致する最初のルールによって、ファイルをバックアップするかどうかが決定されます。
フィルタを最初に追加する場合、セミコロンで区切ったリスト形式で入力して、追加する複数のフィルタを指定できます。リストの各項目は、別のフィルタとして追加されます。既存のフィルタを後で編集する場合、セミコロンで区切ったリストを追加することはできません。
バックアップジョブの情報をインクルードおよびエクスクルードする方法
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ナビゲーションバーの[セットアップ]をクリックします。
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選択ペインで[バックアップジョブ]をクリックします。
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結果ペインでバックアップジョブを右クリックして、[プロパティ]をクリックします。
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[設定]の下にある[バックアップの選択]をクリックします。
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ツリーを展開して、バックアップジョブの対象ファイルを表示します。
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バックアップジョブの対象ファイルまたはフォルダを右クリックして、[インクルード/エクスクルード]をクリックします。
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[追加]をクリックします。
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必要なオプションを選択します。
種類
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フィルタの種類を指定します。オプションは[インクルード]または[エクスクルード]です。
インクルードフィルタは、バックアップに含める情報の種類を定義します。たとえば、すべての一時ファイルがバックアップから除外される場合においても、ファイル名に文字「Q」が含まれている一時ファイルを含めることができます。
エクスクルードフィルタは、バックアップから除外する情報の種類を定義します。たとえば、マーケティング企画書フォルダをバックアップする場合に、フォルダ内の一時ファイルをバックアップ対象から除外することができます。
インクルードする情報またはエクスクルードする情報は、[フィルタ]フィールドで定義します。
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フィルタ
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インクルードする情報またはエクスクルードする情報を、条件を使用して指定します。
たとえば、マーケティング企画書フォルダをバックアップするが、一時ファイルは除外するとします。この場合、ルールの種類はエクスクルードで、フィルタは *.tmp になります。セミコロンで区切ったリストを使用すると、複数の項目を一度に追加できます。
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サブディレクトリへも適用する
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インクルードフィルタまたはエクスクルードフィルタを、バックアップ選択項目のサブディレクトリに適用する場合は、このオプションを選択します。
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[OK]をクリックします。
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フィルタの優先順位を変更する場合は、フィルタを選択して[上に移動]または[下に移動]をクリックします。
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[OK]をクリックします。
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[バックアップジョブのプロパティ]ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
バックアップジョブの情報のインクルードおよびエクスクルード